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2026-07-28 · 創業日記

止まらないサービスにする——不具合の朝を、仕組みで立て直した日【創業日記 #5】

止まらないサービスにする——不具合の朝を、仕組みで立て直した日【創業日記 #5】
📊 現在地(2026-07-28 時点)
12
出品数
¥0
売上
5
eBay評価
2
販路
600
月間訪問者
10
登録ユーザー

今日は朝から血の気が引きました。サービスの核である商品リサーチ機能が、何度試しても商品を表示してくれない。もしこの瞬間に使ってくださっている方がいたらと想像すると、正直かなり焦りました。今日はこの1件に一日向き合った記録です。

先に一つだけ書いておきます。この日記では、起きた不具合そのものは隠さずに書きます。直したかったのは『不具合を見えなくすること』ではなく、『不具合が起きた瞬間に、使ってくださる方の作業まで止まってしまうこと』のほうです。ここを混同すると、ただの隠蔽になってしまうので、自分への戒めとして残しておきます。

現在地はこうです——出品12点、売上はまだ0円、eBay評価5、販路2つ、ブログ月間訪問者600人前後、自社サービス登録10人。数字自体は前回から大きくは動いていません。でも今日直したのは数字に出ない部分、『土台の強さ』です。

今日の主眼不具合が起きても、使ってくださる方の作業が止まらない設計に作り変える
今日の一言朝は正直へこんだ。夜には、一段強い仕組みになった手応え

気づき:『どこで壊れているか分からない』が一番の問題だった

最初は原因の見当がつきませんでした。商品が出ない、とだけ分かっていて、処理のどこで止まっているのかが見えない。これが一番まずい状態だと気づきました。原因が分からないと、直しようがありません。

そこでまず着手したのは、直すことではなく『どこで止まったのかが自分で分かるようにすること』でした。原因を『たぶんここだろう』という感覚ではなく数字で追えるようにする。遠回りに見えて、これが今日いちばん効いた一歩でした。

分かった原因:故障ではなく、自分たちの使い方の問題だった

数字を追った結果、原因が絞れました。機械が壊れていたわけではなく、外部のサービスを使わせてもらううえでの決まりごとに、自分たちの使い方が届いてしまっていたのです。つまり相手のせいではなく、自分たちの設計の問題でした。原因が分かった瞬間、朝の焦りが半分くらい引きました。

同時に、これは気合いや注意力では避けきれない種類の制約だとも分かりました。外部のサービスに支えてもらって成り立っている以上、同じ状況は今後も起こり得ます。だったら『起こさない努力』だけに賭けるのではなく、『起きたときにどう振る舞うか』を先に決めておくべきだと考えを切り替えました。

発想を変えた:『絶対に起こさない』より『起きても止めない』

自分たちの力が及ばない部分まで含めて『失敗をゼロにする』と約束するのは、正直に言って無理があります。それよりも、何かあったときに使ってくださる方の手が止まらないほうが、実際に助かるはずだと考えました。今日はその方向に設計を切り替えた日です。

考え方はシンプルで、いちど正しく用意できた結果は取っておき、次の更新がうまくいかなかったときはそれを出す、というものです。結果として、真っ白な画面が出ることは構造的になくなりました。古い情報を出しているときは、そのことを画面上に一言添えるようにもしています。黙って古いものを新しいふりで出すのは、それこそ不誠実だと思うからです。

完璧を目指すより、『うまくいかなかったときにどう転ぶか』を先に決めておく。派手さはありませんが、実務ではこちらのほうが効くと今日あらためて実感しました。

夕方、報われた画面

夕方、リサーチ機能が復活し、本物の商品と利益額が並んだ画面を見たときは、朝の落ち込みが全部報われた気がしました。派手な成果ではありませんが、朝と夜とでシステムの強さが確実に一段変わった一日でした。

まだ胸を張れる規模ではありませんし、今日直せたのも数ある課題のうちの一つです。それでも、こうして一つずつ潰していった先にしか、安心して使ってもらえるサービスはないと思っています。

明日やること

  • 同じ状況に、日中のうちから余裕を持って気づける仕組みを用意する
  • 取っておいた結果が古くなりすぎないよう、更新の目安を決める
  • 他に同じ弱さを抱えている箇所がないか、順番に点検する
  • 不具合が起きたときの、お知らせの出し方をあらかじめ決めておく
今日の気づき
不具合をゼロにするのは無理。だから目指すのは『絶対に起こらない』ではなく『起きても、使ってくださる方の手が止まらない』こと。そのうえで、起きたことは正直に伝える。朝の焦りを、夜には一段強い仕組みに変えられたのが今日の収穫。

この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。

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