ブログの数字が、直しても直しても消えていた理由【創業日記 #20】
現在地です——出品17点、売上7,437円、評価8、販路2つ。今日は、ここで毎回書いている『現在地』の数字そのものと向き合いました。
直しても直しても、次の号を書くころにはまた空欄に戻っている。その理由を根っこから探して、直しました。
| 今日の主眼 | ブログの『現在地』の数字を、二度と消えない仕組みに変える |
|---|---|
| 今日の一言 | 直した数字より、直る仕組みの方が大事だと気づいた日 |
原因は、書く人が忘れると静かに壊れる作りだった
これまでは、記事を書くたびに人が数字を調べて手で打ち込んでいました。この作り方の弱点は、忘れても誰にも気づかれないことです。1本直しても、次の号を書くときにまた忘れれば、そこでまた空欄に戻ります。実際、10号以上その繰り返しでした。
直したのは、毎朝の日次レポートを作る仕組みの中で数字を自動的に保存しておき、記事を書くときはそれを読みに行くだけにしたことです。さらに、数字が抜けたままだと本番への公開そのものが止まる仕組みも入れました。『毎回ちゃんとやる』と決意するのではなく、『抜けていたら先に進めない』形にしています。
ついでに、数字そのものの間違いも3つ出てきた
自動化のために数字を洗い直したら、書いていた数字そのものにも間違いが3つ見つかりました。
ひとつ、売上が50万円と表示されていたこと。実際は7,437円でした。同じ注文が67回、重複して記録されていたのが原因です。ふたつ、eBayの評価が5のままだったこと。実際はすでに8まで増えていました。手入力だったため、更新が漏れたまま残っていました。みっつ、出品の表示回数がeBayの画面と2,376回ずれていたこと。数えている基準(どこからどこまでを『表示』とするか)が違っていたためで、基準をそろえたら8,006回でeBay側の画面と一致しました。
3つとも、悪意があって間違えたわけではありません。どれも『人が都度チェックする』ことに頼っていた場所で起きていました。
『毎回ちゃんとやる』ではなく『抜けたら止まる』にする
今回直して分かったのは、精神論では同じことが必ずまた起きるということです。忘れないようにする、丁寧にやる、と決意しても、忙しい日は必ず来ます。
効いたのは、仕組み側に『抜けていたら止まる』チェックを入れたことでした。人の注意力に頼らず、機械が代わりに気づいてくれる形です。数字が消えていた期間は、誰も悪くありませんでした。悪かったのは、忘れても何も起きない作りのほうでした。
今日から使える形にすると
この話はブログに限りません。毎日・毎週くり返す作業で『人が覚えていること』に頼っている工程があれば、いずれ同じことが起きます。
対策の順番はこうです。まず、その作業を『機械が代わりにやれる部分』と『人にしか判断できない部分』に分ける。次に、機械がやれる部分は自動化する。最後に、抜けが起きたら気づける仕組みではなく、抜けが起きたら先に進めない仕組みにする。気づく仕組みは見逃されるが、止まる仕組みは見逃せません。
数字の管理に限らず、『忘れないようにしよう』で終わらせている作業がないか、今日ひとつだけ思い出してみる。それが持ち帰りです。
明日やること
- 過去の号をさかのぼって、他にもずれている数字が無いか確認する
- 同じ『抜けたら止まる』考え方を、他の毎日の作業にも広げられないか洗い出す
- 表示回数の基準をそろえた考え方を、他の指標にも当てはめる
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。



