初めての米国宛て発送で、知らなかった条件が3つ出てきた日【創業日記 #19】

現在地です——出品17点、売上7,437円、評価8、販路2つ。今日は、初めて注文が入った商品(サンリオのたぬきの小物入れ・47ドル)を発送しに郵便局へ行きました。
結論から言うと、窓口で初めて知った条件が3つあり、その場でやり方を全部組み直すことになりました。
| 今日の主眼 | 初めての米国宛て発送を、知らなかった条件込みで乗り切る |
|---|---|
| 今日の一言 | 郵便局の窓口で、初めて知ることが3つあった日 |
米国は、少額でも免税にならなくなっていた
海外発送は今回が初めてで、『少額の荷物なら関税はかからない』というイメージを持っていました。ところがこれは古い情報でした。米国は2025年8月29日付けで、少額の荷物にかかっていた免税の枠(デミニミス)を廃止しています。
つまり、今は金額の大小にかかわらず関税の対象になります。47ドルの小物でも例外ではありませんでした。制度がこの1年で変わっていたことを、現地に着く前に知らなかったのが今回のつまずきの出発点です。
関税は『買い手負担』ではなく、売り手が先に払う方式だった
もうひとつ思い込んでいたのは、関税は受け取る側(買い手)が払うものという認識でした。ところが日本郵便で米国宛てに販売品を送る場合、選べる方式は売り手が発送前に関税を前払いする形だけでした。
先方に届いてから関税を請求される形ではなく、こちらが先に払って、相手には関税抜きの状態で届く、という順番です。追跡番号をすでに買い手へ伝えたあとにこの事実を知ったので、日程を変えるという選択肢はなく、その場で会社負担にして発送しました。今回はその分、赤字です。
米国宛てを出せる窓口は、実は限られていた
3つ目は、どの郵便局でも米国宛ての荷物を出せるわけではなかったことです。新潟県内では、中央・松浜・亀田の3局でしか受け付けていませんでした。最寄りの窓口に持ち込めばいいと思っていたので、これも当日に知りました。
重さと送料も実測で分かりました。荷物は278g、送料は1,620円(ゾーン4)。関税と手数料はあわせて約1,100円(商品の申告額3,950円に対して)でした。
今日から使える形にすると
整理すると、事前に確認すべきだったのはこの3つです。ひとつ、その国宛てで免税の枠が今もあるか(制度は変わる。直近1年の情報を確認する)。ふたつ、関税を誰が・いつ払う方式なのか(買い手負担だと思い込まない)。みっつ、その発送方法をどこの窓口でも扱っているとは限らないこと。
この3つを先に調べていれば、窓口で10分で終わった話でした。今回は当日に知ったせいで、その場で発送方法を組み直す時間がかかり、結果として赤字にもなりました。
金額としては小さな赤字ですが、次の発送からはもう迷いません。学びの値段としては、安いものだったと思っています。
明日やること
- 発送前に、送り先の国ごとの関税の負担ルールと直近の制度変更を必ず確認する
- 米国宛てに対応した窓口の一覧を控えておく
- 無事に届いて、買ってくださった方から評価が返るところまで見届ける
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。



