推測で数字を埋めるのをやめる——自分のサービスの現在地を、毎日きちんと測れるようにした日【創業日記 #11】
現在地です——出品18点、売上0円、評価5、販路2つ。今日は、この『現在地』そのものを、どう手に入れているかの話です。
毎回この日記の頭に数字を載せています。ブログを何人が見てくれたか、出品が何回表示されたか。これまで、その一部を私は手で拾っていました。手で拾うと、どうしても『たぶんこのくらい』が混じります。自分の日記に推測の数字を載せるのは、なんだか嘘をついている気がして、ずっと引っかかっていました。
| 今日の主眼 | 現在地の数字を、推測ではなく機械で毎日取れるようにする |
|---|---|
| 今日の一言 | 数字を正直に置ける土台ができて、少し気が楽になった |
手で拾った数字には、推測が混じる
数字を手で拾うと、二つ困ることがあります。ひとつは、拾い忘れる日が出ること。もうひとつは、『先週の数字を、今日の数字のような顔で』置いてしまいかねないことです。
自分で決めたルールがあります。現在地の数字は、機械で取れるものだけを載せる。取れなかった項目は、埋めずに空けておく。古い日付の数字を、今日のものとして載せない。——このルールを守るには、そもそも数字を機械で取れる状態にしておく必要がありました。
『成長を見せたい』という気持ちはあります。でも、見栄えのために数字を盛ったら、この日記の値打ちは一瞬でなくなります。0を0と書くと決めた以上、他の数字も正直でないと筋が通りません。
訪問者数を、機械で取れるようにした
そこで、アクセス解析の数字を、人手を挟まずに読み取れるようにしました。読み取り専用の仕組みで、こちらから書き換えることは一切できない形にしてあります。数字を『見るだけ』にとどめるのは、うっかり触って壊さないための線引きです。
つなぎ込み自体は地味な作業で、鍵の受け渡しや権限の設定を一つずつ通していくだけでした。ただ、これが通ったことで、明日からは『訪問者は何人だった』を、私の記憶や勘ではなく、機械が出した数字で書けます。
うまく取れなかったときに、黙って0を出さないようにもしました。『取れませんでした』とはっきり分かる形にしてあります。0なのか、取れなかったのかが混ざると、また推測が始まってしまうからです。
明日やること
- 取れるようにした数字を、この日記と毎朝の自分向けまとめの両方に流し込む
- まだ手作業が残っている数字を洗い出して、順番に機械化する
- 数字が『取れなかった』日は、その理由まで残るようにする
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。



