第2陣、9つの作り手へ手を挙げました——『数打つ』と決めた日【実録・クラファン挑戦記 #6】
正直に書きます。第1陣の3社からは、1週間たっても返事がありませんでした。追いの連絡を1回だけ送って、この3社への働きかけはいったん区切りにしました。しつこくしないのも、相手への礼儀だと決めています。
でも、ここで止まっては何も始まりません。同じ日に、第2陣の候補探しを始めました。そして今回は、選び方そのものを変えました。
| 今回のテーマ | 第2陣の候補選び——感覚ではなく『需要の証明された数字』で選ぶ |
|---|---|
| 現在の進捗 | 第2陣9社へ提案送信・返信待ち(第1陣は追い連絡済み・引き続き成約なし) |
『良さそう』ではなく、数字で選ぶ
第1陣は、正直に言えば『これは良さそうだ』という感覚が先にありました。第2陣は逆です。先に合格ラインを数字で決めました。支援した人の数、集まった金額、キャンペーンが無事に終わっているか、出荷まで済んでいるか。つまり『需要がすでに証明されているか』を先に見る。
これは、eBayの値付けで学んだことと同じ考え方です。『売れそう』という感覚は外れる。『実際に売れた』という事実は外れない。海外で何千人もの人がお金を払った製品なら、少なくとも製品力の証明は済んでいます。私が賭けるのは製品力ではなく、『日本にまだ入っていない』という空白だけでいい。
あわせて、日本の法規制に触れるカテゴリ——健康や美容、電波を出すもの、コンセント直結のもの——は最初から候補に入れないルールも守りました。海外で人気でも、日本で売れないものは選ばない。
台所・寝床・火・鞄・時計。9つの作り手へ
選んだのは9つ。台所の道具、寝床の道具、火の道具、鞄、腕時計。国もばらばらで、欧州もあれば米国もあります。どれも日本の暮らしやアウトドア文化と相性が良く、調べた範囲では、まだ日本に正式な販路がありません。途中で『日本の販売店がすでに付いている』と分かって外した候補や、日本の法規制に触れるため見送った候補もいくつもありました。数を打つのと、なんでも打つのは違う——そこは守っています。
もうひとつ、腹を決めたことがあります。3通送って返事ゼロなら、落ち込むのではなく母数を増やす。この種の提案の返信率は、世界的に見ても数%と言われます。つまり10通、20通と撒いてようやく1本の芽が出る世界。確率の問題だと割り切りました。
提案の型は変えていません。『独占をください』とは言わない。まず「日本で売っていますか?」と聞く。求める前に、聞く。数を増やしても、この順番と、1回だけの追い連絡というルールは崩しません。しつこさは信用を削るからです。
この連載は、物販チェッカーの開発者が「世界の良いものを日本へ」——クラウドファンディング物販に挑戦する記録です。 まだ成功も失敗も途中経過ですが、リアルタイムで公開していきます。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。



