種を撒き終えました——「送る前に、相手が生きているか確かめる」というルールができた日【実録・クラファン挑戦記 #3】

前回は「7社を査定して、実際にメッセージを送れたのは2社だけだった」というところまで書きました。今回はその続きです。日用品系の、それぞれ違うジャンルの製品を扱う海外の作り手たちへ、まとまった数の提案を送りました。
数を撒く段階に入って早々、ひとつ気づきがありました。送った提案のうち1件が、連絡先に届かなかったのです。調べてみると、どうやら事業そのものが休眠していました。ここから「送る前に、相手が今も生きているか確かめる」という、当たり前だけど自分の中になかったルールが一つ増えました。
今回はこの気づきと、提案文で意識していること、そして種を撒き終えた今の状態を記録します。
| 今回のテーマ | 海外の作り手へ複数提案を送った——そして『生存確認』というルールが一つ増えた |
|---|---|
| 現在の進捗 | 初回提案の送信完了・返信待ち(まだ成約なし) |
『届かない』の先にあったもの
1件、連絡先に送っても応答がありませんでした。前回も似たケースがあったので、今度は少し丁寧に追いかけてみました。すると、サイトごと消えていることが分かりました。つまり、その事業自体がすでに動いていなかったということです。
表に出ている情報だけを見ていると、こういうサインには気づきません。連絡先が不達だったり、サイトが見当たらなかったりするのは、その事業が休眠しているサインだと今回学びました。
だからこれからは、提案を送る前に必ず「相手が今も動いているか」を確かめる。ここをルールとして固定します。当たり前のことのようですが、実際にやってみるまで自分の中に無かった手順です。
『どこで売るか』ではなく『相手が受け取る価値』を語る
提案文を書くときに意識しているのは、手段の話をしないことです。「どういう仕組みで日本に持っていくか」ではなく、「相手にとって何が良いことなのか」を先に伝える。
具体的には、英語でのやり取り、海外発送、通関、入金の管理、お客様対応——これらの面倒な部分を全部こちらが引き受けて、相手は在庫リスクを負わずに作ることだけに集中できる、という形を伝えています。相手が受け取る価値をまず言葉にする、というのが今の自分なりの型です。
提案文の細かい言い回しや交渉の核心部分は、ここでは書きません。これは自分がこれから磨いていく部分で、まだ結果も出ていないからです。
種は撒き終えた。ここからは返信次第
製品候補を探す窓口も、連絡を送る流れも、今回でひととおり整いました。今日撒く予定だった分は撒き終えたので、ここからは返信を待つ段階に入ります。
返事が来るかどうかは、完全に相手次第です。反応率は低くて当たり前だと分かっているので、来なくても一喜一憂しないようにしています。待っている間は、次に送る候補を探したり、今日固めた「生存確認」のようなルールをもう少し具体化したり、できることをやっておくつもりです。
次回は、この提案に対して何か反応があったのか、それとも静かなままなのか——どちらであっても、そのまま書きます。
この連載は、物販チェッカーの開発者が「世界の良いものを日本へ」——クラウドファンディング物販に挑戦する記録です。 まだ成功も失敗も途中経過ですが、リアルタイムで公開していきます。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。



