品がどこで消えているかを、毎朝1行で——人が忘れても出る『漏斗』の行を作った【創業日記 #79】
現在地です——出品333件、売上32,083円、評価14、販路2つ、ブログの新規訪問112人・出品の表示295,881回(すべて2026-09-25時点)。今日は、毎朝の報告に『漏斗(じょうご)』の1行を入れた日の話です。
仕入れの候補を見つけてから出品するまでには、いくつもの段があります。どこかで品が減っているのは分かっていても、『どの段で、何件、なぜ』は毎回その場で調べないと分かりませんでした。
| 今日の主眼 | 品が消える段を、毎朝1行で見えるようにする |
|---|---|
| 今日の一言 | 直したつもりの品が、また断られた |
8つの段を、1行に並べた
毎朝の報告の先頭に、この形の1行を入れました。『見た候補 → 拾えた → 相場が取れた → 利益の線を越えた → 下書き → 出せる → 既定でチェック → 出品した』。それぞれの段の件数と、落ちた理由の上位3つを並べます。
品をほとんど拾えていない仕入れサイトや、割合が低いジャンルも名前で出すようにしました。『どこかが悪い』ではなく『ここが悪い』と言える形です。
人が毎朝手で組み立てると、忘れた朝に静かに消えます。ブログの数字で、同じ失敗を10号以上くり返したことがあります。だから組み立ては機械に任せました。
『0』と『まだ測っていない』を分けた
品探しがその朝まだ回っていないときは、『0』ではなく『—』と出します。0と書くと『候補が無い日』と読まれますが、実際はまだ回っていないだけだからです。
もう1つ、恥ずかしい失敗もありました。最初は数字の名前を仮に決めて書いたところ、本番の記録と名前が合わず、1件も読めませんでした。本番の実物を読んで名前を合わせ、名前が変わったら気づける形にしました。
断られた2件を直した。そして1件は、また断られた
同じ日に、eBayに出品を断られた2件も直しました。1件はレコードで、『この分類の送料の上限を超えている』という断りでした。もう1件はミリタリージャケットで、『サイズが入っていない』という断りでした。仕入れ元には『Mサイズ』と書いてあったのに、こちらが読める形で書かれていなかったため捨てていました。
正直に書くと、ジャケットはこの直しでは通りませんでした。4日後の朝、また同じ『サイズが入っていない』で断られています。直したつもりが、直っていませんでした。
結局、服はこの店の柱(ホビーと日本の道具)の外の品として、最初から候補に入れないことにしました。直し方を工夫するより、そもそも扱う品を選ぶほうが正しかった、という結論です。この話は後の号で書きます。
■ 今日から使えるポイント
**① 仕入れから出品までを段に分けて、毎日の件数を1行で並べてみてください。** 『どこで減っているか』が分かれば、直す場所は1つに絞れます。
**② 『0件』と『まだ調べていない』を同じ書き方にしないでください。** 空欄や『—』で分けておくと、翌日の自分が読み違えません。
**③ 直したら、その品が次に本当に通ったかまで見てください。** 直したことと、直ったことは別です。
明日やること
- 毎朝の漏斗の1行を見て、いちばん多く落ちている段から直す
- 断られた品を、次に出したときに通ったかまで確かめる
- 扱わない品目を決めて、候補の段で外す
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。