74件押して53件出た。その中に『動きません』が混ざっていた【創業日記 #81】
現在地です——出品311件、売上32,083円、評価14、販路2つ、ブログの新規訪問108人・出品の表示309,264回(すべて2026-09-28時点)。今日は、出してはいけない品を出してしまった日の話です。
夜、一括出品で74件を押し、53件が出ました。その題名に『Untested(未テスト)』が7件、『not working(動作しない)』が21件入っていました。代表がすぐに手で終了しました。同じ理由で、この日は夕方にも出品を終了しています。
| 今日の主眼 | 出してはいけない品を、どの段でも同じ表で止める |
|---|---|
| 今日の一言 | 言葉を足していたのは、こちらだった |
なぜ出してはいけないのか
うちは無在庫で出品しています。手元に現物が無いので、動くかどうかを自分で確かめられません。『動作未確認』『ジャンク』『部品取り』の品は、届いてから『動かない』となれば、商品として成り立たず、そのままクレームになります。
だから、これらの品は出さない。代表が決めた線です。人が手でチェックを入れても出さない、という強い線にしました。
決まりが段ごとにばらばらだった
品を拾ってから出品されるまでに、4つの門があります。品探し、出品文を作るとき、一括出品の候補を選ぶとき、そしてeBayに出す瞬間です。調べると、門ごとに決まりが違い、穴だらけでした。
品探しは日本語の題名しか見ておらず、『未テスト』『通電のみ』が抜けていました。出品文を作るときは、『動作不良』を見つけても注意を出すだけで止めていませんでした。一括出品と出す瞬間の門には、そもそも止める決まりがありませんでした。
言葉の表を1つにまとめ、4つの門すべてがその表を見る形にしました。出す瞬間の門は、どのボタンからでも抜けられない形です。
言葉を足していたのは、こちらのAIだった
いちばん反省したのはここです。出た品のうち10件は、仕入れ元の材料にそういう言葉が1つも無いのに、題名に『Not Working … For Parts』や『Untested』が入っていました。
原因は3つありました。AIへの指示文に『訳ありの品には題名に Untested か For parts or not working を入れる』と書いてあったこと。題名を整える処理が『For Parts』だけを後ろに回し、『or Not Working』が変な位置に残っていたこと。説明文の頭に『未テスト・現状渡し』と足す決まった文があったこと。
仕入れ元が『訳あり』『現状品』と書いているだけの品に、こちらが『動作しない』とまで書いていたわけです。指示文から外し、仕入れ元に書いてある具体的な難(傷・汚れ・欠け)をそのまま訳すように変えました。
強い言葉と、弱い言葉を分けた
表を作ってすぐに点検すると、今度は別の誤報が出ました。説明文の『as-is(現状のまま)』だけで引っかかった品を見ると、『稼働品』『動作確認済み』の品ばかりでした。日本のフリマでよく見る『ノークレーム・ノーリターン』『現状品』の訳だろうと見ています(推測です)。
『ジャンク』『部品取り』のような強い言葉はどこにあっても止め、『現状のまま』『未確認』のような弱い言葉は、題名と仕入れ元の材料だけで見る形にしました。
正直に書いておきます。これで止められるのは、表にある言い方だけです。表に無い言い方(たとえば『音が出ません』)は通ります。『二度とジャンクは出ません』とは言えません。言えるのは、一度出してしまった言い方は二度と通さない、というところまでです。
■ 今日から使えるポイント
**① 『出さない品』の決まりは、1か所の表にしてください。** 段ごとに書くと、どこかに必ず穴が開きます。表を1つにして、どの段もそれを見るようにします。
**② AIへの指示文を、ときどき読み返してください。** 昔の自分が書いた1行が、今の方針と正反対のことをさせていることがあります。今回は『動作しない』と書き足させていたのが、こちらの指示文でした。
**③ 言葉で止めるときは、強い言葉と弱い言葉を分けてください。** 弱い言葉まで全部止めると、良い品まで止まり、一覧を誰も見なくなります。
明日やること
- 出品中の残りも同じ表で点検し、終了すべき品の番号を代表に渡す
- 品探しの門にも、同じ表を使わせる
- 表に無い言い方で出てしまった品があれば、表に足す
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。