最後に赤字と分かるのは遅すぎる——拾う段階で外すことにした【創業日記 #83】
現在地です——出品246件、売上32,083円、評価15、販路2つ、ブログの新規訪問103人・出品の表示314,481回(すべて2026-09-29時点)。今日は、捨てる判断を、後ろから前に動かした日の話です。
一括出品の見送りの箱に、『相場がトントン未満=直しても赤字』という品が約25件ありました。どれも、品探しで拾われ、仕入れ元の説明を読み、AIが出品文まで作ったあとで、最後に赤字と分かった品です。
| 今日の主眼 | 赤字の品と、扱わない品を、いちばん手前で外す |
|---|---|
| 今日の一言 | いちばん後ろで捨てる品に、いちばん手間をかけていた |
赤字の品は、拾った段階で外す
トントンとは、仕入れ・手数料・国際送料・米国の関税まで全部を引いて、利益がちょうど0になる値段のことです。売れた値段の相場がトントンを下回る品は、どう直しても赤字です。
この判定を、いちばん手前に動かしました。おすすめの画面に並べる前、自動の下書きを作る前、一括出品の候補を選ぶとき。使う相場は、すでに持っている数字だけにして、判定のためにeBayへ問い合わせを増やさないようにしました。
相場が売れた記録ではなく、出品中の値段から推定したものしかない品は、捨てません。『相場未確認』として分けて出します。証拠が無いことと、赤字だと分かったことは別だからです。
店の柱の外の品は、最初から候補に入れない
一括出品の候補に、ジーンズ、パンツ、ジャケット、盆栽の栽培キットが混ざっていました。この店の柱はホビーと日本の道具です。服は、前の号で書いたジャケットのようにサイズの入力で何度もつまずきました。
代表と決めて、服・靴・栽培キット、そして財布・バッグ・革小物(ブランドを問わず)を『柱の外』として、拾う段階で外すことにしました。人がチェックを入れれば出せる形は残しています。
言葉で外すので、巻き込みには気をつけました。『古着』は腕時計の品名にも入っていたので使いません。レコードの『ジャケット』、戦車のプラモデルの『ガールズ&パンツァー』、万年筆の『パーカー』も外さない形にしました。出品中と下書きの品名に当ててみて、当たったのが全部、服や栽培キットだと確かめてから入れています。
それでも、入れた直後に1つ巻き込みが見つかりました。ミャクミャクの『バッグに付けるぬいぐるみ』です。バッグではなくホビーなので、すぐに外す形を足しました。
相場の証拠が薄い品は、写してから
売値が仕入れ値に比べて大きく離れている品と、相場が確かめられていない品は、売れた値段を人が確かめて写すまで、既定のチェックに入れないようにしました。写せば入ります。
予想の値段で置いた品は売れない。前に、売れた値段の3倍で置いていた財布があったことを書きました。同じことを、今度は出す前に止める形です。
まだ本番では確かめていないこと
この日の直しのうち、おすすめの画面と自動の下書きで本当に外れているかは、翌朝の報告の1行で確かめることにしています。この記事を書いた時点では、まだ本番で確かめていません。
『外すようにした』と『外れていた』は別です。翌朝の数字を見るまでは、前者までしか言えません。
■ 今日から使えるポイント
**① 捨てる品の判断は、できるだけ手前でしてください。** 後ろで捨てる品ほど、それまでにかけた手間が大きくなります。今回は、出品文まで作った品を最後に捨てていました。
**② 証拠が無い品は捨てず、『未確認』の箱に分けてください。** 『赤字と分かった』と『まだ分からない』を混ぜると、出せる品まで失います。
**③ 言葉で品を分けるときは、今ある品名に当ててから使ってください。** 当たった品を全部見て、関係ない品を巻き込んでいないかを先に確かめます。
明日やること
- 翌朝の報告の1行で、おすすめと自動下書きから本当に外れたかを確かめる
- 相場未確認の品のうち、売れ筋から売れた値段を写していく
- 柱の外で巻き込みが出たら、その都度表を直す
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。