表示されているのにクリックされない——出品を増やす前に直した『選ばれる入口』【実録・eBay輸出日記 #14】
14品目は、実は新しい商品の話ではありません。ここまで13品を出品してきて、ストア全体の表示回数(インプレッション)が一定数まで伸びてきたのを見て、ふと気になったことがありました。表示はされているのに、思ったよりクリックされていない。
焦って出品数だけ増やせば同じことの繰り返しになると気づき、この日は新規出品の手を止めて、すでに並んでいる出品を1つずつ見直すことにしました。
| 今回の商品 | 日本の郷土人形(一点物)ほか、ストアの出品全体を見ての気づき |
|---|---|
| 出品価格 | 今回は新規出品なし(既存ストア全体を振り返った回)+ 値下げ交渉(Best Offer)受付 + 値下げ交渉(Best Offer)受付 |
| 送料設定 | -(個別商品ではなくストア全体の話のため対象外) |
| 重さ | - |
| 出品ページ | eBayで実物を見る → |
「インプレッション」と「クリック」は別物だった
eBayの出品者向け画面には、検索結果に表示された回数(インプレッション)と、実際にクリックされた回数が別々に出ます。これまで表示回数が伸びていたので手応えを感じていましたが、並べて見るとクリック率はかなり低いままでした。
つまり「検索結果には出ているのに、写真とタイトルで選ばれていない」状態です。表示回数はSEO的な入口の広さ、クリックはその先の1枚目の印象——この2つが別の指標だと頭では分かっていたつもりでしたが、数字として突きつけられると話は別でした。
直したのはタイトルの先頭と1枚目の写真だけ
ここでやることを絞りました。①タイトルの先頭に、海外の人が実際に検索しそうな単語を置く。②1枚目の写真を、パッと見て「これだ」と分かる明るい正面カットに差し替える。この2点だけです。
派手な施策や出品数の追加には手を出しませんでした。入口が弱いまま数を増やしても、同じ「見られるけど選ばれない」出品を量産するだけだと気づいたからです。地味でも、まず1件ずつの入口を直すほうが遠回りに見えて近道だと感じました。
ゼロだった場所に、初めての反応
見直しの対象の中には、実家から出てきた一点物の郷土人形も含まれていました。出品からしばらく反応がなかった品ですが、この見直しのあとに初めて関心を持ってくれた人が現れました。売れたわけではありませんが、ゼロだった場所に確かに反応が生まれたのは、この日いちばんうれしい出来事でした。
この連載は、物販チェッカーの開発者が「実家の眠り品×eBay輸出」を仕入れ資金0円から実践する記録です。 あなたの実家にも、海外のコレクターが探している品が眠っているかもしれません。 相場がいくらか知りたい物があれば、買取査定モードで 写真1枚から仕入れ上限価格を確認できます。