初めての海外発送、近所の郵便局では出せなかった——扱える局は市内に3つだけだった話【実録・eBay輸出日記 #20】
19品目でオファーが成立した、サンリオのたぬきの陶器小物入れ。支払いが確認できたので、この日はいよいよ発送です。国内の梱包はこれまで何度もやってきましたが、海外へ荷物を出しに行くのはこの店にとって初めてでした。
「箱を持って郵便局に行けば出せる」と思い込んでいたのですが、そう単純ではありませんでした。この回は、窓口で言われたことをそのまま、つまずいた順に書きます。
| 今回の商品 | サンリオ ポコポン日記 たぬき 陶器製小物入れ(オファー成立分・初めての海外発送) |
|---|---|
| 出品価格 | $25.00(オファー成立額) + 値下げ交渉(Best Offer)受付 |
| 送料設定 | 国際エアパケット ¥1,620(郵便料金¥1,250+特定記録¥370) |
| 重さ | 278g(梱包後) |
| 出品ページ | eBayで実物を見る → |
近所の郵便局では出せなかった——扱える局は市内に3つだけ
梱包を終えた箱を持って、家から一番近い郵便局に向かいました。ところが窓口で「海外あての有料の発送は、こちらでは扱っていません」と言われてしまいます。国内あての荷物と同じ感覚で来てしまったので、これには面食らいました。
案内されたのは、市内でも海外あての有料発送を扱っている局が新潟中央郵便局・松浜郵便局・亀田郵便局の3局に限られているという話でした。近所の局に荷物を持って行っても出せないことがある——出発前に知っていれば、そもそも近所の局には向かわなかったはずです。今回は集荷サービスを依頼して対応を進めていますが、結果はまだ確定していないので、その報告は次に回します。
この日いちばんの学びはここでした。海外発送そのものより先に、「自分の生活圏で、どこの局が対応しているか」を確認しておく。初めての海外発送は、荷物の準備より先に、出す場所の確認から始まっていたのだと分かりました。
送料$22に対して実費¥1,620——安い便を選んだ理由
商品代金$25に対して、購入者が払ってくださった送料は$22(当日のレート1ドル158円で計算すると約¥3,480)。梱包後278gのこの荷物を、国際エアパケット(航空・追跡あり・損害賠償なし・2kgまで)で送ると、実費は郵便料金¥1,250+特定記録¥370の¥1,620でした。
同じ荷物をEMSで送ると、送料だけで商品の売値$25を超えてしまいます。5品目の回で書いた「安い品は安い便で」を、今回もそのまま守った形です。国際エアパケットは追跡はつきますが損害賠償はなく、到着まで窓口の案内で約18日。速さと補償を取るか、コストを取るか——今回は金額の見合いでコストを選びました。
税関書類、初期値のままでは危なかった
海外あての荷物には、宛先とは別に「中身は何で、いくらのものか」を申告する書類が要ります。今回オンラインで入力していくと、内容品種別の初期値が『贈物』になっていました。売った品なので『ネット販売品(通販)』に直しましたが、初期値のまま出していたら、実態と違う申告をするところでした。
同じように、有償/無償の欄も初期値は『無償』。販売品なので『有償』に直しています。品目のHSコードは陶磁製の装飾品にあたる6913を選びました(食器なら6911・6912ですが、これは置物なので違います)。電話番号の欄は先頭の0を取って+81から始まる形式にしました。0のままでは海外から掛からず、配達で止まったときに連絡が来ません。
どれも初期値のまま進めば「入力は終わっている」ように見えてしまう欄です。でも初期値が正しいとは限らない——これは16品目の出品フォームの回で気づいたことと同じでした。
この連載は、物販チェッカーの開発者が「実家の眠り品×eBay輸出」を仕入れ資金0円から実践する記録です。 あなたの実家にも、海外のコレクターが探している品が眠っているかもしれません。 相場がいくらか知りたい物があれば、買取査定モードで 写真1枚から仕入れ上限価格を確認できます。