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2026-08-27 · 創業日記

写真1枚のまま世界に出ていた76品——「探し方が1通りしかない」は、静かに失敗する【創業日記 #39】

写真1枚のまま世界に出ていた76品——「探し方が1通りしかない」は、静かに失敗する【創業日記 #39】
📊 現在地(2026-08-27 時点)
155
出品数
¥15,399
売上
9
eBay評価
2
販路
213
月間訪問者
39,086
出品の表示回数
4,103
ブログ内の操作
11
登録ユーザー

現在地です——出品155件、売上15,399円、評価9、販路2つ、累計のブログ訪問213人・出品の表示39,086回(すべて2026-08-27時点)。今日は、出品が見られているのにクリックされない、その原因を突き止めた話です。

検索結果に表示された回数に対して、実際に見てもらえた割合が1%を切っていました。見られていないのではなく、見られたうえで選ばれていない。だとすると、直すのは商品ページの中身ではなく、一覧に並んだときの「顔」です。

今日の主眼入口(クリック率)が止まっている原因を、推測ではなく実測で特定して直す
今日の一言自分の見立てが外れたことを、数字にはっきり示された

推測で直しかけて、止めた

最初に私が疑ったのは、仕入れ元のサイトから写真を取れなくなっているのではないか、ということでした。ところが実際に調子を確かめると、どのサイトも問題なく読めていました。見立てが外れていました。

ここで直しに入らなくてよかったと思っています。外れた見立てのまま直すと、直した気になって、本当の原因はそのまま残ります。代わりに作ったのは、直す機能ではなく「数える機能」でした。写真が1枚しか無い出品について、その仕入れ元のページに実際は何枚あるのかを、1件ずつ開いて数えます。

数えたら、答えは一瞬で出た

結果は明快でした。写真が1枚で出ている品が76ありました。そして仕入れ元には、たいてい10枚前後の写真が載っていました。取れていなかったのではなく、こちらが1枚しか持ってこられていなかった。

原因は、写真の探し方が1通りしかなかったことでした。サイトによって写真の置き場所は違います。1つのやり方だけを試して、見つからなければそこで終わり——という作りだったので、置き場所が違うサイトでは共有用の1枚しか拾えていませんでした。

この種の失敗は、エラーになりません。写真は1枚あるので、出品は成功します。誰も困っていないように見えたまま、76品が薄い顔で世界に並んでいました。

直したのは2つ。取り方と、入れ直す道

1つめは、探し方を何通りも重ねたことです。1つ目のやり方で見つからなければ2つ目、それでも駄目なら3つ目、というふうに順に落とします。加えて、同じ写真の大小2種類を1枚にまとめ、候補として拾ったURLは実際に開いて大きさを測ってから使うようにしました。測らずに使うと、小さすぎる写真を掴んで、かえって見栄えが悪くなります。

2つめは、すでに出ている品に写真を入れ直す道を作ったことです。作り直すのではなく、出品はそのままで写真だけ差し替えます。順番に入れていくと10品で51枚が入り、実際にeBayの商品ページを開くと写真が9枚に増えていました。画面の上で「入れました」と言うだけでなく、eBayの実物を数えて報告するようにしています。

今日から使える形にすると

ひとつ。「見られているのにクリックされない」ときに直すのは、商品ページの中身ではありません。一覧に並んだときに見える部分——写真とタイトルです。表示回数と閲覧回数の割合を出して、1%を切っていたら入口の問題だと考えてください。中身をどれだけ丁寧に書いても、入口で選ばれなければ読まれません。

ふたつ。原因は推測で決めないでください。私は「取れなくなっている」と考えて、外れました。直す機能を作る前に、数える機能を作る。1件ずつ実際に開いて数えるのは面倒ですが、外れた推測で1日を使うよりずっと安く済みます。

みっつ。エラーにならない失敗を疑ってください。写真が1枚でも出品は成功します。数が足りないだけ、質が低いだけ、という失敗は誰も知らせてくれません。「成功したかどうか」ではなく「いくつ入ったか」を数えるようにすると、この種の穴が見えます。

明日やること

  • 残りの品にも写真を入れ直し、入れ終わったものは一覧から消えるようにする
  • 写真を増やしたあと、クリック率が動くかを数日おいて確かめる
  • 正方形でない写真が一覧で切れてしまう問題を次に見る
今日の気づき
エラーにならない失敗がいちばん長く生き残る。「成功したか」ではなく「いくつ入ったか」を数える。そして直す機能を作る前に、数える機能を作る。外れた推測のまま直すと、直した気になって原因が残る。

この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。

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