古物商許可が届いた日——「書籍商」の許可証なのに、中身は何でも扱えた【創業日記 #37】

現在地です——出品17点、売上7,437円、評価9、販路2つ、ブログの新規訪問185人(2026-08-19時点)。今日は、申請していた古物商許可が届いた日の話です。
中古品を仕入れて売る以上、この許可が無い状態では商売そのものが始まりません。届いた封筒を開けるところから、この日は始まりました。
| 今日の主眼 | 届いた許可証の中身を確かめてシステムに登録し、まだ残っている宿題を洗い出す |
|---|---|
| 今日の一言 | 肩の荷が一つ下りた。でも、まだ終わっていないとも分かった日 |
「書籍商」の許可証なのに、中身は何でも扱えた
許可証を開いて、まず目に入ったのは主たる区分が「書籍商」だったことです。一瞬、本しか扱えないのかと身構えました。
でも申請のときに、主区分以外の区分にも全部チェックを入れていたことを思い出しました。だから実際には、フィギュアもカメラも着物も、中古品ならジャンルを問わず扱える許可になっています。主たる区分はあくまで『いちばん多く扱う予定のもの』を書く欄で、そこ以外を締め出す欄ではなかったわけです。
自分が扱いたい商材はこの先も広がっていくはずなので、申請の時点でここを絞らずに全部チェックしておいたのは、後から効いてくる判断でした。
「行商する」にも丸——店舗の外でも売れる
もう一つ確かめたのが『行商する』の欄でした。ここにも丸が付いています。行商とは、店舗の外で売ることを指します。催事に持ち込むのも、ネットで売るのも、この丸があって初めて認められます。
自分がやろうとしているのはまさにネット中心の販売なので、ここが抜けていたら許可を取った意味が半分無くなるところでした。申請時に必要な欄を漏らさず埋めていたことに、届いてから初めて安心しました。
届いたその日に、許可番号をシステムに登録した
許可証を読んで終わりにせず、届いたその日のうちに許可番号を自社システムの設定画面に登録しました。以後の出品はこの番号に紐づく形になります。
先延ばしにしても誰にも催促されない類の作業ほど、届いた勢いのあるその日に終わらせるようにしています。翌週に回すと、たいてい他の予定に押し出されて忘れます。
許可は着地点ではなく、まだ宿題が残っている
許可が下りて、ここで一区切りだと思いたくなりましたが、実際には義務がまだ2つ残っています。標識(プレート)の掲示と、ネット販売のURL届出です。
プレートはすでに発注しました。URL届出のほうは、やり方をまだ正確に把握できていないので、次は問い合わせて手順を確認するところからです。
『許可が下りた』と『やるべきことを全部終えた』はイコールではありません。ここを混同すると、許可証だけ持っていて実務は未完了、という状態に気づかないまま進んでしまいます。
今日から使える形にすると
ひとつ。中古品を仕入れて売るなら、古物商許可は商売の前提です。無許可のまま営業すると罰則があります。始める前に必ず取っておいてください。
ふたつ。申請するときは、いま扱う予定の区分だけでなく、扱う可能性がある区分にも先にチェックしておいてください。あとから商材を広げたくなったときに、そこで足止めを食わずに済みます。
みっつ。許可が下りた日をゴールだと思わないでください。標識の掲示やURL届出のように、許可の後に残る手続きがあります。そこまで終えて、初めて『売る資格が揃った』と言えます。
明日やること
- 発注済みのプレートが届いたら、実際に掲示する
- ネット販売のURL届出の手順を電話で確認し、届け出る
- 許可番号がシステム上の全出品にきちんと紐づいているか確認する
この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。



