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2026-08-27 · 創業日記

出品が1件、削除されました——「偽物だと判定された」のではありませんでした【創業日記 #38】

出品が1件、削除されました——「偽物だと判定された」のではありませんでした【創業日記 #38】
📊 現在地(2026-08-27 時点)
155
出品数
¥15,399
売上
9
eBay評価
2
販路
213
月間訪問者
39,086
出品の表示回数
4,103
ブログ内の操作
11
登録ユーザー

現在地です——出品155件、売上15,399円、評価9、販路2つ、累計のブログ訪問213人・出品の表示39,086回(すべて2026-08-27時点)。今日は、出品が1件削除された話から始めます。

朝、eBayから通知が届いていました。知的財産ポリシー違反。スコッティキャメロンのパターカバー、$186.49。出品はすでに消えていました。通知には「この判断は自動化または人工知能を使用して行われました」と書かれていました。つまり、人が中身を見たわけではありません。

今日の主眼権利者からの通報で出品が削除される仕組みを理解し、出品前に止める歯止めをその日のうちに入れる
今日の一言通知を読んだ瞬間は血の気が引いた。落ち着いてから、自分の作り漏れのほうが重いと分かった

最初の誤解——「偽物だと判定された」ではなかった

私が最初に思ったのは「偽物だと思われたのか」でした。違いました。プラットフォームは、権利者から正規の通報が来たら、中身を確かめずに削除する義務があります。だから本物でも消えます。ここを取りちがえると、その後の判断を全部まちがえます。

実際、同じブランドの出品はeBayに7,000件以上あります。売ること自体は禁じられていません。では出している人と自分は何がちがうのか。並べてみると3つでした。現物を手元に持っているか。自分で写真を撮っているか。評価をどれだけ積んでいるか。私は無在庫で、仕入れ元の写真をそのまま使い、評価は9です。3つとも弱い側にいました。

異議を申し立てる道はあった。でも出せる材料が無かった

通知には、権利者へ直接連絡して撤回を求める道も示されていました。ただし求められるのは「撤回を求める理由」——要するに本物である証拠です。現物を持っていないので、出せません。

証拠のない申し立ては、相手の知的財産チームに自分の名前を覚えてもらうだけで終わります。見送りました。品物は本物だった可能性が十分あります。ただ、それを示せない。この差は、思っていたよりずっと大きいものでした。

そのうえで、同じブランドの出品は自分から全部下ろしました。113件が87件になりました。残しておくと、相手から見れば「通報されてもまだ出している」に見えます。

自分の成績表は、人に聞くより画面を見る

怖かったので、販売者としての評価が出る画面を自分の目で確かめました。結果は「標準以上」、取引不良率0%、出品制限もゼロ。今回の通知は罰ではなく、初回の説明でした。手数料も返金されていました。

誰かに聞いて安心するより、自分のアカウントの成績が出ている画面を開くほうが早くて正確です。プラットフォーム側は、たいていその画面を用意してくれています。

一番こたえたのは、自分のシステムに何の歯止めも無かったこと

調べていて分かったことがあります。私が作ったシステムには、規約のチェックが1つも入っていませんでした。危ないブランドでも禁止品目でも、何の警告も出さずに出品できていました。単純な作り漏れです。

同じ日のうちに入れました。通報を受けた実績のあるブランドは、在庫の有無を問わず出せない。偽物が多いとされるブランドは、手元に現物が無いなら出せない(現物が無ければ本物だと示せないから)。手元にあるなら警告だけ出して、判断は自分でする。禁止品目は出せない。すでに出ている品を点検する機能も付けました。

ただし、こうは言えません。「これで二度と規約違反は起きません」。世の中の全ブランドを知ることはできないので、知らない相手からの通報は防げません。言えるのは「一度食らったパターンは、二度と繰り返さない」までです。

今日から使える形にすると

ひとつ。ブランド品を手元に無い状態で売ると、通報されたときに何も言い返せません。扱うなら、現物を仕入れて、自分の目で見て、自分で写真を撮る。この3つが揃って初めて戦えます。逆に言えば、3つが揃わない品でブランド物に手を出すのは、勝負を捨てて土俵に上がるのと同じです。

ふたつ。プラットフォームは「通報の多い権利者の一覧」を公開しています。出す前にそこを見てください。無料で読めます。ただし公式が「ここに載っていない権利者もいる」と書いているので、それで全部ではありません。

みっつ。通知が来たら、まず自分から下ろす。そのうえで、自分のアカウントの成績が出る画面を自分の目で確認する。この順番です。慌てて申し立てるのは、材料が揃ってからで遅くありません。

明日やること

  • 新しく通報を受けたら、その日のうちにブランドの一覧へ追加する(次に同じ品で食らわないため)
  • 手元に現物がある品と、無在庫の品を、扱い方で完全に分ける
  • すでに出ている品の点検を定期的に回す
今日の気づき
権利者からの通報では、本物でも消える。だから争点は「本物かどうか」ではなく「本物だと示せるかどうか」になる。現物・自分の写真・評価の3つが、その材料。そして仕組みに歯止めを入れても、言えるのは『一度食らったパターンは二度と繰り返さない』までで、『二度と起きません』ではない。

この連載は、ゼロから会社を立ち上げ、大きくしていく過程をそのまま書き残す記録です。 きれいごとだけでなく、迷いや反省も出していきます。上の「現在地」の数字が号を追うごとにどう変わっていくか、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。 国内フリマ仕入れ×eBay輸出の実録はブログ一覧から読めます。

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