実家に15年眠っていた干支の置物、eBAYに初出品してみた【実録・eBay輸出日記 #1】
「システムを作ったのに、まだ自分で1円も売ったことがない」——それが気になって、実家の納戸から見つけた干支の置物をeBayに出品することにしました。仕入れ資金は0円。売るのは15年前に買われて、ずっと箱のまま眠っていた陶器のいのしし3体セットです。
この連載は、物販チェッカーの開発者自身が「実家の眠り品×eBay輸出」を実践する記録です。かっこいい成功談ではなく、つまずいた場所も全部書きます。
| 今回の商品 | 干支の亥(いのしし)置物3点セット 陶器製・箱付き(陽峰作) |
|---|---|
| 出品価格 | $49.99(約8,100円) + 値下げ交渉(Best Offer)受付 |
| 送料設定 | 米国向け $22 / その他 $33(EMS自己発送) |
| 重さ | 梱包後 約800g |
| 出品ページ | eBayで実物を見る → |
まず相場を調べる——「作家名」の正体を確かめる
箱には「陽峰作」と書かれていました。作家物なら高いかも、と期待しましたが、調べてみると有名作家ではなく贈答品によくある量産の銘。国内相場は1,800〜3,500円、eBayでは同種の干支置物が30〜55ドルで売られていました。
ここで大事なのは、期待で値付けをしないことです。「作家っぽい名前」に引っ張られず、実際に売れた価格(Sold価格)を基準にする。eBayは出品中の言い値と売れた値段が大きく違うことが多いので、必ずSoldフィルタで確認します。
15年物は「古い」ではなく「vintage」
正直に言うと、最初は「15年前の物なんて売れるのか?」と思っていました。でも海外のコレクター市場では、経年は隠すものではなく価値です。説明文には「Purchased about 15 years ago / Vintage item」と正直に書き、箱の経年感も先に伝えました。
正直な記載は、届いた後の「説明と違う」クレームを封じる防御にもなります。ヴィンテージの世界では、正直さがそのまま信頼になる——これが1品目の一番の発見でした。
出品ボタンの手前に「関門」があった
実は、出品作業そのものより大変だったのが手前の準備です。法人アカウントのビジネス本人確認(会社名は英語表記でPayoneerと完全一致させる必要がある)、Payoneer連携の反映待ちで丸1日……。このあたりの実務は別記事「eBay輸出の始め方 完全ガイド」にまとめています。
それでも、一度通ってしまえば2品目からは同じ道をなぞるだけ。最初の1品に時間がかかるのは、道を作っているからです。
この連載は、物販チェッカーの開発者が「実家の眠り品×eBay輸出」を仕入れ資金0円から実践する記録です。 あなたの実家にも、海外のコレクターが探している品が眠っているかもしれません。 相場がいくらか知りたい物があれば、買取査定モードで 写真1枚から仕入れ上限価格を確認できます。